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大学入試英文解釈(2)

次の英文を和訳してみましょう。

While we tend to think “beauty is in the eyes of the beholder” and that emotions are subjective, the moment of the day’s last light as autumn fades into winter has a type of beauty and feeling that is in and of the scene itself.                            (参考問題:関西学院大学)

[解説と解答]

Beauty is in the eyes of the beholder. のin the eyes of ~は、「~の判断、見方で」、beholderは「見る人」で、「美しさはそれを見る人次第」という意味です。subjectiveは、「主観的な」( ↔objective 客観的な)です。as ~ はここでは「~するときの」のように疑似関係詞的に用いられています。inは「内在する」、ofは所属・所有を表し「持つ」と考えましょう。

[答え]

美しさはそれを見る人次第」であり、また感情は主観的なものだと考える傾向があっても、秋が去り冬に移りゆくときの日暮れの最後の光を残す瞬間にはその光景そのものに内在する、またその光景が持つある種の美しさや情緒がある。

<ひとこと>

この英文は、馴染みのない単語があるとすれば、beholder「見る人」くらいでしょうが、文学的な表現なので、伝えようとしているメッセージをくみ取って、どのように日本語で表現するか非常に厄介ですね。小説を読むのが好きな人にはたまらない1節かもしれません。

 

 

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